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2025年 6月 15日 今、なぜ勉強するのか
みなさん、こんにちは!
本郷三丁目校 校舎長の大友です!
6月も半ば、時間の流れはあっという間ですね。
私は最近、パソコンのOSのサポート終了に備えて、新しいものに買い替えました!
どんなものも、新品を触るとすがすがしい気持ちになりますね!
さて、本日のブログのテーマは、「今、なぜ勉強するのか」です。
塾のブログというと、勉強のテクニックや得点を上げる方法などを教えるというイメージがあるかと思いますが、
私は生徒・保護者の皆さんに、より本質的なところまで掘り下げた上で、
ご自身がなぜ勉強し、大学受験をするのかという意味を考えて頂きたい、と思っています。
特に東京近郊の中~高学力層が集まる学校では、
何となく「大学はみんなが行くもの」「就職のために行かなければならない」というイメージが強いかと思います。
しかし、日本全体で見たとき、日本人の大学進学率はどのくらいか、皆さんご存知でしょうか?
この質問は、私もしばしば生徒の皆さんに投げかけ、考えてもらうことがあります。
人によって回答は様々ですが、「7割くらい?」と回答する生徒もいらっしゃいます。
正解は…最近、やっと60%を超えた、という状況です。
しかし、「70%」と回答した生徒も、「部分的には」間違いではなかったりします。
なぜならば、大学進学率には大きな「地域差」が存在するからです。
上記のように、「70%の人間は大学に行くでしょ?」という感覚は、
「東京都内の感覚ならば」間違いではないのです。
何が言いたいか、というと、
① 「70%の人間が大学に進学する」東京都の状況は「普通」ではない
② 大学という場所は、「行きたい人が行く場所」である
ということの2点です。
東京都内でこそ、大学に行くのは当たり前に思えるかもしれませんが、
日本全国で見ると、やっと最近過半数を超えた、という状況であり、
日本国民の約半分弱は、大学に行かない人生を送り、それぞれの幸せを見つけて生活していきます。
つまり、大学が人生の全てでも無ければ、必ず行かなければならない場所でもないのです。
では、最初から大学に行かなくても良いのか、と言うと、
私自身は「違う」と考えます。
大学という環境は、高度な学びを得るには最適の場所であり、
日本や世界の知の最前線で、尊敬できる先輩や先生と出会うことができる素晴らしい場所です。
私自身も、そういった学びの環境を皆さんに体験していただきたいと思ったからこそ、
大学受験に関わる仕事をしております。
是非、自分なりの頑張る理由、大学に行く理由を見つけ、
前向きに頑張って、「本当に行きたい場所」を目指していきましょう!
校舎では、皆さんの努力を最大限応援していきます!