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2016年 9月 25日 2次試験における生物の点数の伸ばし方
こんにちは!
農工大1年の田中です!
今日は、理系の中では少数派であるだろう生物選択者に向けて、「2次試験における生物の得点の伸ばし方」についてお伝えできればと思います。
まず、2次試験とセンター試験の共通点と言えば「正確な知識が必要となる」という点があると思います。センター試験の生物は6択や8択といった問題が少なくなく、2次試験の生物では記述問題がある大学が多いからです。
あやふやな知識では、センターの選択肢問題を正答するのは難しいでしょうし、記述問題で間違った知識を書いてしまっては、その部分で点数は来ないでしょう。
それでは、どうしたら正確な知識が得られるでしょうか・・・?
それは、ずばり「教科書を精読すること」です!!!
「なんだ~」と思った人もいるかもしれません。しかし、全員に間違わせたい問題でもない限り教科書の記載事項を越えた知識は出題されません(一部私大医学部を除く)。
つまり、教科書の内容をしっかりと理解し暗記すればそれで2次レベルまで通用するということです! 1ページに1個疑問点を見つけるつもりで精読しましょう!
ただし、1社でも教科書に記載されている事項は大学入試で出題されてもおかしくありません。自分の持っている教科書で抜けている事項が出題されるかもしれないという不安はあるかと思います。
そのため、もしあなたが東進生なら、田部先生のハイレベル生物がおススメです!
各教科書の内容を統合したテキストとなっているので、教科書代わりに使えるからです。
次に、センター試験と2次試験の違いはなんでしょうか?
概して言えば、「記述の有無」と「考察問題・計算問題の難易度の違い」だと思います。
知識を問う記述であっても、記述の練習をしていない人はずばり書けません。
そのため、2次試験で記述問題が出る人にとって重要なのは、とにかく書く練習をすることです。
過去問や問題集の記述問題を解いて、さらに学校の先生や東進の講座を利用して添削までしてもらうとより効果的です!
「考察問題・計算問題の難易度の違い」は読んで字の如くです!
2次の問題はセンターより難しい問題がほとんどで、特に上に挙げた2つはその傾向が強いです。
考察問題・計算問題ができないで悩んでいる人は多いと思いますが、「教科書を3周するくらい精読した」という人はあとは演習量で決まると思います。
センターレベル・学校等でもらう問題集のそれらの問題を解く→解ける実力が付いたら、2次の問題演習を繰り返す
これで十分です!
考察問題は、毎回違うようで考え方のパターンというのは決まっています。そのため、最初のうちは解けなくてもしっかり復習(本文・問題文中のどこの情報を使ってどう考えていって正解に至るのかという思考のプロセスまでしっかり振り返ること)していくうちに解けるようになってきます。なので恐れず解いていきましょう!
ここまで、センター試験との共通点・相違点を通じて2次試験における生物の点数の伸ばし方・学習方針を書いてきました。
教科書を精読して、過去問演習を十分に積んで頑張っていきましょう!