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2021年 9月 5日 過去問について ~梁瀬編~

こんにちは!担任助手4年の梁瀬優太です!

最近は雨続きで涼しいせいか、すっかりっぽくなってきましたね

 

さて、今日も「過去問」をテーマにブログを書きます!

とはいっても、今日で13人目ということで

同じような話ばかり書いても面白くないと思うので、

これまでとは少し違う角度で過去問について考えたいと思います。

 

私自身が受験生だったのはもう3年以上前のことになりますが、

当時、志望大学の過去問をこれでもかとやり尽くした末に感じたことは、

各大学が欲する人財の姿は

入試問題にメッセージとして明確に表れる

という事です。

 

たとえば、私が通う一橋大学の数学の入試問題では、

過去30年近くほぼ毎年に渡って、整数問題が出題されています。

 

受験生だった当時の私は、

何故整数問題だけが必ず出題されるのだろうと疑問に思っていました。

 

しかし、大学生活も4年目を迎えた今、

それは至極まっとうなことだと感じています。

 

というのも、整数問題を解く際に求められる力は、

大学入学後の学習で必要な力に直結しているからです。

 

このような入試問題を通じた高校までと大学からの勉強の繋がりは、

大学のアドミッションポリシーを見るとよく分かると思います。

参考までに、一橋大学商学部のアドミッションポリシーを一部抜粋しました。

 

企業や市場に関連する応用社会科学を理論的に深く理解し,

社会事象を実証的に分析するためには,

高度な数理的・論理的能力が必要となります。

さらに,国際社会で活躍するためには,

外国語によるコミュニケーション能力だけでなく

一般的な言語能力が不可欠です。

高等学校までの学習において,

これらの基礎を身につけておくことにより,

商学部での学びはより充実したものとなるでしょう。

このような方針に基づいて,商学部の入試は実施されています。

 

これを読むと大学側も明確な意思をもって

入試問題を作成していることが分かるのではないでしょうか。

 

過去問を進めている高3生は、

是非一度、志望大学のホームページに目を通して、

自分自身が半年後になるべき姿をしっかり

見つめ直したうえで日々の演習を進めていくと、

より有意義な勉強ができるのではないでしょうか?

 

以上、過去問をどう捉えるべきかという観点で書いてみました。

是非参考にしてみてください!

 

合格