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2021年 9月 6日 過去問について ~加藤編~
こんにちは!加藤です。
テーマが「過去問について」ということで、
特に二次私大過去問について書こうと思います。
二次私大過去問は、高三での問題演習の中で最も楽しかった記憶があります。
長かった受講が終わり、
自分が最終目標とするレベルの問題と戦える。
さらに、
受講で扱った問題とは違う、個性的な難問が続々出てくる。
今までの勉強の延長線上にあるとはいえ、二次過去問から学べる事は
単なる履修によって学べる事と大きく異なります。
目の前の問題をどう解きほぐして、
知っている問題に落とし込むか。
分かっていることをどう記述して採点官に伝えるか。
良問と呼ばれる難問は、その解法や問題背景を知ることで
より深い学びが得られ、既に学んでいた事項も整理されることが往々にあります。
これまでの演習よりも一問一問を大切に解き進めましょう。
最初から高い点数を取れないのは当たり前です。
そこからどれだけ多くを学べるかが差のつきどころです。
自分が志望する大学の方針を知るのに最も適しているのはその大学の問題ですが、
志望校別単元ジャンル演習を取得された方などは、
他大の問題も解くことでまた違った角度からも学べるはずです。
分野ごとに傾向が似ている大学を見つけるのもいいでしょう。
まだ過去問十年分が終わっていない方は、
各教科で一番良かった点数をかき集めて合格者最低点突破ではなく、
その一年の合格者平均点突破を目指して頑張ってください。
既に終わっている方は、改めてじっくり復習して
作問者の立場から問題背景について考えてみるのも良いでしょう。
有意義な過去問演習になることを応援しています。
頑張って下さい!