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2021年 11月 23日 それぞれの専門の面白さ ~加藤編~
こんにちは!
担任助手一年の加藤です。
今日のテーマは、
それぞれの専門の面白さ
という事ですが、
東大は3年になって初めて具体的な学部・学科に振り分けられるので、
現時点の志望は建築学科ですが、その建築について専門的なことは
まだ何も学んでいません…。
これまでに学んだ範囲で建築の面白さを説明します!
①人々の生活を担っている
私たちの行動は、思いのほか環境によって左右されています。
例えば、舗装された普通のアスファルトなどで足元を見ることはないでしょうが、
これが、松が丁寧に剪定されたような京都のお庭で、
平たく丸い石が足場として一定の間隔で置かれていたらどうでしょう。
足元に注意する分、人の視線は下に行きます。
庭に咲いた小さい草花などを見て欲しい場合、
あえてそういった足場にするという事もあるようです。
他には、家族で住む一軒家を建てる場合、
会話できるように吹き抜けで一階と二階をつなぎつつ、
それぞれのパーソナルスペースは確保する、などです。
日光の入り方や、全体的なデザインなど、
その全てを建築家が担う訳ではありませんが、
人々の暮らしに大きな影響を与える物であります。
②土地や人によって多種多様なものがある
博物館や美術館など、特に著名な建築家の手掛けた作品は、
建築家の思想やそれを立てる土地が持つ歴史などがあってそのデザインに至っています。
曲線美が見事な建築もあれば、角ばったものもあり、
洋風なものもあれば、もちろん和風なものもあります。
人や土地にによって多くの可能性がある、、
新しいものを積極的に生み出せるというのが建築の大きな魅力です。
個人的に好きな建築は、「江之浦測候所」です。
高1の冬(?)に、友達と冬至光遥拝というイベントに行って、
こだわり抜かれたデザインと和の美しさに感動しました。
皆さんが建築に興味を持っていただけたら幸いです!