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2017年 3月 2日 古文読解のコツ!!
皆さん、こんにちは!
担任助手1年生の小田切です。
今日はジメジメして嫌な天気ですね…
調子に乗って薄着で家をでたらめちゃくちゃ寒かったです……
そんなことはどうだっていいのですが、本日のブログは!
何と‼
生徒の皆さんのリクエストにお応えして!!!
古文読解のコツ
です‼‼
(ちょっと長いですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです!)
古文苦手って人結構多いですよね
「文法事項は一通り覚えてるのに文章が読めない…」
って言われることが多い気がします。
でも、よく考えてみてください?
もし、古文の問題で出てくる文章が全部現代語訳されていたら、設問って全部簡単に解けると思いませんか?
これは、現代文と古文の違いなんですが、現代文は内容が理解しにくいのに対し、
古文は文章自体は読みにくいのですが、一旦読めてしまうと、
内容はそんなに難しいものではないのです!
つまり、古文が出来るか出来ないのか、というのはいかに古文を現代語訳に直して理解出来るか、というのにかかってきます。
では、どうしたら現代語に直せるのかでしょうか?
世の中には、先人が生み出してくれたとっても便利なツールがあります
それが文法です!
文法の通りに読みとけば、理論上は現代語訳に直すことが出来ます。
文法事項を覚えられてなければお話になりません。
絶対にぬけが無いようにして下さいね!
「いやでも、文法は覚えてるのに文章は読めないんですよ!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
確かに、いつもいつでも理論通りいくとは限りません…
上手くいかない理由として
①暗記した文法事項が上手く扱えていない
②主語や目的語の省略などがあって、素直に文法通り読んでも意味の正しい現代語訳にならない
以上の二つが考えられます。
まず①に関してですが…
これは練習を繰り返すことが1番有効な対処法だと思います。
傍線が引かれていない部分でもきちんと文法を意識して読めていますか?
練習として、出てくる文章にあった単語1つ1つを文法的に解説するようにしましょう!
量をこなすことによって精度も、スピードも上がります!!
次に②に関して!
これははっきり言って難しいです…
ですが、昔の人は何で省略をしたかと言えば、それが書かなくても伝わることだったからです。
昔の人にできたことは、今の僕たちにもできるはず!!
と、いうことで、省略されているものをどのように推測するかについて書いていきます!
僕がよく使っていた方法を2つ紹介させて頂きます!!
1.古文常識を使った推測
2.敬語を使った推測
まず古文常識から…
これは有名な出典(源氏物語、更級日記等)の文章が出題されたときに凄く助かります。
著者や登場人物、あらすじまで知っていたらもうこっちのもんです。
誰が誰と結婚するのか、とか誰が活躍するか、とかがわかっていればだいぶ読みやすくなりますよね。
もちろん、そのような場合以外でも古文常識は役に立ちます。
